私がFXで勝てるようになるまで

kirinです。今回は私がFXを始めてから負け組養分時代を経て勝てるようになるまで、どんな道を辿ってきたかを書こうと思います。

★こんな人に見て欲しい★
・1年くらいFXでもがいているかた
・勝てるポイントはわかってきたが、なんやかんやトータルマイナスになってしまうかた
・負け組養分時代を懐古したいかた笑

初心者丸出し養分時代

会社員を辞めたくてFXを始めた。
最初に一通り勉強した。ダウ理論・線引き・MA・ボリンジャーバンド・RSI・MACD等々。
FX歴3ヶ月~半年くらいの私のトレードは「MAがゴールデンクロスでRSIがダイバージェンスでBB2σタッチだからロング!」結果は勝ったり負けたりを繰り返し。熱くなって意味不明なエントリーでゼロカットすることも多々あった。トータル収益は余裕でマイナス。
ネットやツイッターで調べて勝ってる人のインジケータやオシレータを試し、数値をいじり、ころころ変えながらやってみたけど当然収益はマイナス。毎月数万~十数万負けていた。

少し精錬された養分時代

FX歴半年~1年くらいの私はまだまだ養分。
ただ、今までと違うのはインジケータやオシレータを減らしたこと。
これはツイッターのトレード上手な人(誰かは忘れました)の発言によるもので、
「どんな手法でトレードしても絶対勝てるようになります。RSIだけやストキャだけで勝ってる人もいます。その手法を突き詰めることが大事です。私はMAしか表示していません。」
正確には覚えていないがそんな感じの内容だった。
他の有名人たちがみんなそのツイートに対して肯定的な反応を取っていたことから、「そうなんだ。私もMAだけにしよう。」そう思いMAと線引きだけでトレードするようになった。
今まであまりやってこなかった検証もやるようになった。手法がシンプルになったことにより検証しやすくなったから出来たのだと思う。検証は6通貨ペアをそれぞれ2年分くらいやったと思う。
その時の私のトレードは「MAがゴールデンクロスで1時間足100MAとトレンドラインにロウソクがタッチしたからロング!」こんな感じで、結果は勝つことが多くなった。ただ、月次でプラスになることは無かった。手ごたえを感じながらも、まだもがいているような時期だった。

脱・養分

FXを始めて1年以上過ぎた頃、私の銀行の口座残高が20万円くらいになっていた。カードの支払いなどを考えると今月FXで使えるのは12万円までだと考えた。
そろそろやばい。これ以上負けられない。何十回目かにして一番本気の「これで負けたらFX辞めよう」という言葉とともに12万円入金した。そして絶対に勝つために作戦を考えた。
・損切り15pipsで100pips以上取れるところに絞ってエントリする。
・2ロットでエントリして負けたら-3万。勝ったら20万。
・チャンスは3回。3回のうち1回でも勝てば出金しよう。
mt4を開いて各通貨のチャートを分析した。ユロオジのショートを狙うことにした。
ユロオジは4時間足の高値圏でレンジしている。下抜けたらレンジ下限で戻り売り。
1回目のチャンスはこれに決めた。1週間くらい待った後、チャンスは来た。
「レンジ下抜け、レンジ下限と1時間足100maにロウソクがタッチ。ショート。」
エントリの直後に指標があったらしくズドンと50pipsくらい落ちた。建値にストップを入れて放置して、チキン利確しないように仕事が終わるまで見ないことにした。
夜になって仕事が終わるとすぐにチャートを見た。含み益は20万円くらいだった。つまりは100pips以上の含み益になっていた。なぜかその時の私は強気で、「まだいける!まだ伸ばせる!200pipsで利確しよう!」こう考えた。次の日は仕事が手につかないくらいチャートを気にして、少しの値動きに一喜一憂しながらも約200pipsで35万くらい(オジ建てなので)の利確をして、すぐに出金した。
少し時間がたって、勝利の興奮が落ち着いたころに思った。「こういうのだけ狙えばいいじゃん。」
私はこの日から月次プラスを連続して出せるようになった。

何が変わったのか

負けていた時と勝てるようになった時の自分のトレードで何が変わったかをまとめる。

インジケータが減った

トレード始めたての負けていたときは色んなインジを組み合わせて使っていました。
そのせいで検証がめんどくさく、あまりしていませんでした。


勝てるようになったときのインジはMAだけでした。
これにより検証がしやすくなり、エントリのルールが作りやすくなります。

負けパターンも勝ちパターンも見えやすくなります。
上でも書きましたが、検証は6通貨ペアをそれぞれ2年分くらい検証しました。
決してこれは多いわけではないと思います。

ルールがつくられた

負けているときには大したルールは無く。勝てそうなポイントでエントリするだけでした。
それで勝ったり負けたりしてどこかで大負けして資金が無くなるというパターンでした。

勝っているときはルールがありました。トレードのエントリのルールだけでなく、資金管理もルールには含めていた。その時のルールとその理由をざっくり書く。


■10万入金して1ロットでトレードし、一度でも勝ったら10万残して出金する。
 ・熱くなってフルレバトレードをしても10万の損失で済む。
 ・指標とかで値が飛んで設定した損切りがされなくても10万の損失で済む。
 ・一回でも勝てばプラスになる(下記ルールにより100pips以上勝つため)
■損切り15pipsで原則100pips以上取れるところに絞ってエントリする。
 ・何回か負け続けても1回の勝ちで取り戻せるリスクリワードの設定でメンタルが保てる。
 ・トレンドフォローのトレードは、利益を伸ばすときに伸ばさないとあまり旨みが無いため、
最低100pipsは取るという原則を設けた。
■エントリポイントは水平線やトレンドラインとMAが重なったところだけ。
 ・これは検証してて自分の中で一番勝てるエントリポイントだった。
 (他にも勝ちパターンはあったが割愛。とにかく最初は本当に自信があるやつだけで
  エントリすることが大事だと思う
■含み益が20pips超えたらストップを建値に入れる
 ・負けを減らすため。建値カットされても入りたければもう一度入ればいいだけ。

以上が私が当時作ったルール。

トレード回数が減った

負けているときは週に10回以上エントリしていた。例えばレンジでトレードをしようとして、レンジ上限でショートして上抜けたから損切りし、ドテンロングしたらレンジ内に戻って損切りし、熱くなって良くわからないところでフルレバでエントリして口座残高0。みたいなことをしていた。

勝っているときのエントリ回数は週に0~5回ほどで、上記のような負けていたトレードの場合も、上昇トレンド中のレンジだとしたら、レンジ上限でのショートはしない。また、レンジ下限に来ても、MAがついてきていなかったり、レンジ幅が100pipsなければロングしない。(レンジ上抜け想定なら別)レンジ上限を抜けて押し目が来ても、MAがついてきてなかったらロングしない。

このように、自分のルールを守ると自然とエントリが絞られて、なかなかエントリできません。そのおかげで意味のわからない負けトレードを減らすことが出来ます。また、エントリする時には自信があるため、ハイレバで戦うことが出来ます。

おわり

だらだらと拙い長文を書きすぎたため見づらいかもしれませんが、以上が私がFXを始めてから勝てるようになるまででした。最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます。
最後に、この記事の内容で注意してほしいところがあります。
・今の私のトレードとは少し違います。進化しています。
・損切り幅や利確幅はその時の相場環境にあわせるべきです。ボラが高い相場・通貨それと時間軸によっては損切り15pips固定はかなり難しいと思います。損切りの理想はそこまで値が来たら方向感が変わるところだと思います。
・この記事を見て手法を真似するというよりは、自分の手法を精錬する方向で努力したほうが良いと思います。
・私は口座残高20万のうち12万をFXに使うようなことをしてしまってましたが、普通に考えてそんなことしないほうが良いです。もっと小額でやるか、お金をためてからやりましょう。

おわり

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